topコマンドでLinuxサーバの稼動状況をタイムリーに表示してくれる
top
表示されている内容を説明します。
TOPから一行目から
10:47:43 : 現在時間 up 83 days, 1:35 : 稼働時間(83日と1h25m間稼働中) 1 user : ログインユーザ数 load average: 0.26, 0.45, 0.49 : 実行待ちジョブの平均数1分前、5分前、15分前
二行目
total : タスクの合計数 running : 稼働中のタスク数 sleeping : 待機中のタスク数 stopped : 停止タスク数 zombie : ゾンビタスク数
三行目
us : ユーザプロセスの使用時間 sy : システムプロセスの使用時間 ni : 実行優先度を変更したユーザプロセスの使用時間 id : アイドル状態の時間 wa : I/Oの終了待をしている時間 hi : ハードウェア割込み要求での使用時間 si : ソフトウェア割込み要求での使用時間
四行目
total : メモリ合計量 used : 使用中のメモリ量 free : 未使用のメモリ量 buffers : バッファに使用されているメモリ量
五行目
totale : スワップ領域の合計量 used : 使用中のスワップ領域 free : 未使用のスワップ領域 cached : キャッシュされているスワップ領域
6行目変動している行
PID : プロセス識別番号 USER : プロセスを実行しているユーザ PR : 優先度 NI : 相対的優先度(-20(最高)縲鰀19(最低)) VIRT: プロセスの仮想メモリサイズ(スワップアウトしたメモリ使用量を加えたメモリ量) RES : プロセスが使用している物理(スワップされていない)メモリサイズ SHR : プロセスが使用している共有メモリ S : プロセスの状態(状態の詳細については*1) %CPU: CPU使用率 %MEM : 実メモリ使用率 TIME+ : プロセスの実行時間(秒) COMMAND : 現在実行中のコマンド名 *1 プロセスの状態 S(スリープ状態) T (停止中) D (割り込み不可(sleep)) N (ナイス値がプラスの状態) < (ナイス値がマイナスの状態) R (実行中) Z (ゾンビ状態) W (スワップアウト状態)