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cakephpの簡単説明

cakephpの簡単説明

CakePHPは

Cake Software Foundation, Inc.という団体が開発するPHPのWebアプリケーションフレームワークです。 Webアプリケーションの開発用に用意されたものなのですね。こうしたフレームワークはいくつかありますが、 CakePHPがもっとも一般に広く使われているといってよいでしょう。

*1. MVCアーキテクチャー

MVCというのは、「Model-View-Controller」の略です。 この種のフレームワークで広く使われているアーキテクチャーで、 それぞれ以下のようなものを管理しています。

Model(モデル):データベースアクセスを担当するものです。

View(ビュー):画面表示を担当するものです。

Controller(コントローラー):ロジックを担当するものです。

基本的なプログラムの処理部分はコントローラーによって用意されます。

そこから、画面表示部分とデータベースアクセスの部分を切り離して独立させている、と考えるとイメージしやすいでしょう。

*2. 設定ファイルから命名規則へ

この種のフレームワークでは、様々なプログラムやファイルが関連し合いながら動きます。

このため、各ファイルやプログラムの関係を設定ファイルなどに記述しておくのが一般的でした。

が、CakePHPは違います。設定ファイルを配し、命名規則を重視しています。

*3. 強力なコード生成機能

CakePHPには「bake」と呼ばれるコンソールプログラムが用意されています。

これは、アプリケーションの基本的なファイルを自動生成してくれるものなのです。

CakePHPでは設定ファイルはほとんど使いませんが、それでも使用するデータベースに関する情報は設定ファイルを作らないといけません。

が、これもbakeで必要事項を入力するだけで自動的に作ってくれます。

またMVCの各ファイルも、bakeによりスタンダードな形のものが自動的に作成できます。

後は、それをもとにアレンジしていけばいいのです。

*4. 利用の簡単さ

CakePHPは、ただ使うだけなら面倒なインストールなどは必要有りません。

ダウンロードしたファイルを展開してWebサーバーの公開ディレクトリに放り込んでおくだけです。

実にシンプル。また必要なものはすべて揃っていますから、別途なんとかライブラリを用意して……などということもありません。

CakePHPのディレクトリ構成

「app」フォルダ

これが、これから開発するWebアプリケーションの中心となるフォルダです。

この中に、MVCのそれぞれのファイルを所定の場所に作成してWebアプリケーションを作っていきます。

「cake」フォルダ

CakePHPが利用するプログラムファイルなどが保管されます。

デフォルトでは「tests」というフォルダが用意されているのみです。

「lib」フォルダ

CakePHPのライブラリがまとめられています。いわば、この中にあるファイル群がCakePHPの本体プログラムといってよいでしょう。

これは、ユーザーが触れることはほとんどありません。

「plugins」「vendors」フォルダ

プログラムを拡張するためのファイルなどを保管するためのところです。

これらは、ある程度CakePHPに慣れてくるまではほとんど使うことはないでしょう。

「CakePHPを使いこなせるようになれば、更に機能を拡張する仕組みもちゃんと用意されている」ということだけ知っておけばよいでしょう。

「app」フォルダの内容について

これらのフォルダの中で、私にとってもっとも重要となるのが「app」フォルダです。 この中に、さまざまなファイルを作成していくことでCakePHPのWebアプリを開発することになります。 ですから、この中のフォルダ類の役割をまずは理解しておく必要があります。

*Config

CakePHPで使う各種の設定ファイルがまとめられています。 CakePHPは基本的に命名規則を重視しますが、やはり根本的な部分で設定ファイルは必要になります。

*Console

コンソールプログラムが用意されています。 各種のファイルを自動生成したりするのに用います。

*Controller

これが「コントローラー」のフォルダです。 コントローラーのプログラムはこの中に保管します。

*Lib

ライブラリフォルダです。 何らかのライブラリを利用するときに用います。デフォルトではカラです。

*Locale

ロケール(国別情報)に関するフォルダです。 ここに各国語の対応ファイルを用意することで比較的容易に国際化対応することができます。

*Model

これが「モデル」のフォルダです。 モデルに関するプログラムはこの中に保管します。

*Plugin

プラグインのフォルダです。プラグインを使って拡張するときに利用します。デフォルトではカラです。

*Test

テストに関するファイルが保管されます。

*tmp

一時置き場です。プログラムが作成する一時ファイルやログなどのファイルはここにまとめて保存されます。

*Vendor

これもプログラムを拡張するときに用いるものです。デフォルトではカラです。

*View

これが「ビュー」のフォルダです。表示に化するファイル類はこの中に、 その内容種類別にフォルダ分けして保存されます。

*webroot

ルートで表示されるページのファイル類がまとめられています。 css,jsなど

これらの中の「Controller」「Model」「View」が、 例のMVCというやつの基本となるフォルダになります。 まずは、この3つのフォルダだけ覚えておきましょう。 他のフォルダは当分は忘れてしまってかまいません。

cakephpの簡単説明.txt · 最終更新: 2013/12/17 15:57 by luis_lee